高血圧
高血圧とはどんな病気?
高血圧は、血管に慢性的に高い圧力がかかり続ける状態です。自覚症状がないまま進行し、動脈硬化を通じて脳卒中や心筋梗塞、腎不全など重大な合併症を引き起こすことがあるため、「サイレントキラー」とも呼ばれています。糖尿病や脂質異常症などの生活習慣病と合併しやすく、これらが重なることで血管への負担はさらに大きくなります。
どのように見つかる?
高血圧の多くは自覚症状がなく、健診や他の病気での受診時に血圧測定で偶然見つかることがほとんどです。診察室での血圧に加え、ご家庭で測定する家庭血圧も、診断や治療効果の判定に重要な役割を果たします。
治療について
治療の基本は、減塩、野菜・果物の適切な摂取、適正体重の維持、有酸素運動、節酒、禁煙など、生活習慣の見直しが治療の基本です。それでも目標値に届かない場合は、降圧薬による薬物療法を組み合わせます。血圧は日々変動するため、一時的な数値だけでなく、継続的な記録をもとに治療方針を検討します。
放置するとどうなる?
高血圧を放置すると、血管の壁に持続的な負担がかかり、動脈硬化が進行します。これにより脳卒中、心筋梗塞、心不全、腎機能低下など、生命に関わる合併症のリスクが高まります。自覚症状が乏しいからこそ、定期的な血圧測定と早期からの対策が重要です。
高血圧になりやすい方の傾向
- 塩分摂取量が多い方
- 塩分の摂りすぎは体内の水分量を増やし、血管にかかる圧力を高める主な要因のひとつです。
- 肥満・運動不足の方
- 体重の増加や運動不足は、血管の柔軟性の低下や交感神経の緊張につながり、血圧を上昇させやすくします。
- 糖尿病・脂質異常症を合併している方
- 血糖や脂質の異常は血管に負担をかけ、高血圧の発症・進行と密接に関わっています。生活習慣病は互いに影響し合うため、総合的な管理が重要です。
- 家族に高血圧の方がいる方・加齢
- 高血圧は遺伝的な体質の影響も受けるほか、加齢に伴って血管の弾力性が低下することでも起こりやすくなります。
高血圧の主な症状
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よくあるご質問
健診で血圧が高いと言われましたが、症状がないので大丈夫でしょうか?
症状がなくても、血圧が高い状態が続くと血管に負担がかかり続けます。自覚症状の有無にかかわらず、一度医療機関を受診し、生活習慣の振り返りや必要に応じた検査を受けることをおすすめします。
家庭血圧はいつ測ればいいですか?
朝は起床後1時間以内・排尿後・朝の服薬前に、夜は就寝前に、それぞれ1~2回ずつ測定するのが基本です。同じ時間帯・同じ条件で継続することが大切です。
減塩以外にできることはありますか?
適正体重の維持、有酸素運動、野菜や果物からのカリウム摂取、節酒、禁煙、十分な睡眠なども血圧管理に役立ちます。生活全体を見直すことが効果的です。
薬を飲み始めたら一生やめられませんか?
生活習慣の改善によって血圧が安定し、医師の判断のもとで薬を減量・中止できる場合もあります。自己判断での中断は危険なため、必ず医師にご相談ください。
高血圧を防ぐために、生活習慣の見直しと治療の継続を
高血圧は、生活習慣の改善と適切な治療の継続によって、合併症のリスクを大きく減らすことができる病気です。当院では糖尿病専門医が血糖・血圧・脂質を含めた生活習慣病を総合的に管理し、必要に応じて循環器や腎臓などの専門医療機関とも連携しながら、合併症の早期発見・予防に努めます。
当院の糖尿病内科の特徴
- 糖尿病専門医による医学的根拠にもとづいた治療
- 管理栄養士による実践的な栄養指導
- 提携ジムと連携した運動療法
- 血糖の”見える化”(CGM)による治療サポート
- 連携する眼科医療機関との紹介体制による合併症の早期発見
- Webから診療予約が可能